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昔から恐れられているHIV(ヒト免疫不全ウイルス)

エイズと言えば、昔から不治の病として知られています。
日本でエイズという病気が知られるようになったのは昭和62年の事で、その際は多くの人が相談や検査に訪れるなど日本中がパニックになりました。
エイズという病気がまだよく認知されていないため、普段の生活でも感染すると誤解され、中にはノイローゼに陥る人も出ました。

今でもエイズは不治の病と認識されており性病の中でも最も恐れられていますが、簡単に発症する病気ではありません。
そもそもエイズはHIV(ヒト免疫不全ウイルス)と呼ばれるウイルスが原因で、このウイルスは人の体の中でしか生きていけず、空気や水に触れると感染力を失うほど非常に弱いものです。

HIVは感染者の血液や精液、膣分泌液、母乳などに多く存在しており、これらが粘膜や血管に達するような傷口に接触する事で感染します。
傷の無い健康な皮膚に体液が触れても問題なく、汗や唾液にもHIVは含まれていますが、感染を引き起こすだけのウイルス量はありません。
元々感染力が弱いHIVは普段の生活で感染する事はなく、感染者の精液や膣分泌液による性的接触感染、輸血や注射の回し打ちなどによる血液感染、母親からの母子感染など3つの感染経路に限られています。

エイズ患者のほとんどが性的接触が原因で発症しています。
性的接触は異性間はもちろん、同性間でも起こり得ます。
特に男性同士のSEXは本来性行為を行うべき所ではない肛門や腸を使うため、傷や出血を伴う事が多いです。
異性間同士のSEXよりもリスクが高いため、感染者の数が激増しているのも問題となっています。

医学は進歩しておりHIVに感染した時の治療法も確立されてきてますが、現時点ではまだ予防するためのワクチンは開発されていません。
HIVは年月が経つと表面の構造が変化する性質を持っているためこれが誰にでも効くワクチンの生産を非常に困難にしています。
そのためコンドームなどを使って自分で感染予防していくしか無いのです。

HIV感染とエイズの発症は違う

またHIVとエイズはよく混同されますが、それぞれの意味は全く違うものです。
HIVはヒト免疫不全ウイルスというウイルスの名前で、エイズは後天性免疫不全症候群という病気の名前です。
もし何らかの原因によってHIVに感染したとしてもすぐにエイズを発症する訳ではありません。

まずHIVに感染すると2週間前後でウイルスが体内に急激に増殖する事になり、それを抑え込もうとする免疫反応が起こります。
発熱や喉の痛み、リンパ節の腫れなど風邪のような症状が出ますが、これを急性感染期と言います。
この時期が過ぎると特に症状も出ない無症候期に入りますが、実は着々とHIVによる免疫機能の破壊は続いています。
無症候期の期間は個人差があり、10年以上続く人もいれば、1年や2年でエイズを発症してしまう人もいます。

エイズを発症すると免疫機能が極端に低下しているため、様々な病原体による感染症にかかりやすくなります。
通常の免疫機能を持つ人では極めて稀な悪性腫瘍を発症する事もあり、適切な治療を受けなければエイズ発症から2年程度で死亡するとも言われています。

現在は医学が進歩して様々な治療薬も開発され、症状を上手くコントロール出来るようになりました。
もしエイズを発症してしまったケースでも薬をきちんと飲み続けるなど適切な治療を継続する事で健康的に過ごす事が可能です。
そして早期に発見して治療を開始すれば、エイズの発症を遅らせ他の慢性疾患と同じようにコントロールする事も出来ます。

HIVに感染しても免疫を維持し、日和見感染症等を発症しなければエイズではありません。
ウイルスを完全に体の中から無くす事は無理ですが、健康な人と変わらない生活を送る事が可能です。
そのためにも早期発見と早期治療が大切で、感染の有無を確認するために積極的に検査を受ける事が推奨されています。